
高反発と低反発マットレスを徹底的に説明!自分にいいのはどちら?
低反発?高反発?マットレスの知識は普段必要ないもの。でも購入するときに失敗すると10年後悔しかねません。徹底的に詳しく紹介します。
布団もベッドマットレスも、「硬い」「柔らかい」「低反発」「高反発」などどれがいいかと、いろいろな説や論が言われています。
結論から書くとピッタリなものは、人によって千差万別ですが、返品や交換も大変なマットレスの高反発、低反発の意味や、体に合うマットレスを見つける方法をまとめました。
マットレスの「高反発」「低反発」ってどういう事?それぞれの良さは何?
高反発マットレスってどこがメリット?
どこがデメリット?低反発マットレスってどこがメリット?どこがデメリット?
絶対に30分くらい横になってみて決めるがオススメ。
マットレスの寿命とコスパを考えましょう。
安眠できてコスパのいいマットレスマットレスの構造。
マットレスの「高反発」「低反発」ってどういう事?それぞれの良さは何?
触ってみれば高反発と低反発の違いは簡単にわかります。お近くのお店で触ってみましょう。
高反発マットレスってどんなもの?
高反発マットレスと聞くと、反発力が強い硬いイメージを持つ人が多いようです(私もそうでした)。
実際には「すぐに元の形に戻る」ことを高反発と呼んでいます。例えば食器洗いのスポンジは握ってもすぐに戻りますよね。そんな感じが高反発です。
マットレスが体の重さをしたから支えているというのが高反発マットレスの基本的な構造になります。

すぐにもとも形に戻るのが高反発です
高反発マットレスのメリットって?デメリットはあるの?
まず高反発のマットレスでも柔らかいもの、柔らかいものなどメーカーによって多彩です。沈みはじめは柔らかいけど腰のあるタイプや座ると深いけど横たわるとしっかり支えるものなど多様です。それでも共通しているのは、人は一晩の就寝に10〜30回ほど寝返りや向き替えをしますが、一定の反発力によって寝返りがしやすいということです。
日本でほとんどの高反発マットレスはコイルスプリング製の中空なので、夏は涼しいですが、冬は寒いということが多いです。またコイルスプリングの強さは後から調整できませんので体重に合わせた反発力のものを身長に選ぶようにしましょう。
低反発マットレスってどんなもの?
押してそのままの形をしばらく維持するのが低反発です。形状記憶と呼ばれることもあります。商品でいえばテンピュールの枕に代表される、載せた頭の形状に変化してそのままの形を緩やかに維持しようとする素材です。
マットレスになるとゆったりと沈み込んで、包み込まれるような感覚です。ビーズのマットレスに座った時の感じにも似ていますね。

手を放しても、形が暫く残るものが低反発です
低反発マットレスのメリットって?デメリットはあるの?
緩やかに沈み込んで体の形に変化しますので、体を包むような支え方をします。その安心感は評判が良いです。そのため寝返りが少なくとも安眠できるといわれています。
デメリットとしては素材がウレタンなど人工素材なので通気性がなく、蒸れやすいということがあります。また温度変化によって反発力が変わるので夏と冬の寝心地が違うといわれています。
また、体の形になるということは、その形で固定されるということですので、体力のない方や体重が重めの方には向かないでしょう。そしてもともと姿勢の悪い方は姿勢の悪いまま寝ることになります。
マットレスは絶対に、実際に寝て確かめるのがオススメ
通販やネットショッピングなどで様々なマットレスが売られていますが、個人的には絶対に実際に横になって確かめたほうがいいと思います。高いものなら10年以上使うものです。コンピューター測定などありますが、寝ているときも体は動きますし日々の体調もありますので、あまり信頼していません。10年後の体型の変化もでてきます。ですので実際に横たわって、最低でも15分くらいは横になっている方がいいです。気がつくとうたた寝しているくらいのものなら間違いないでしょう。

高い買い物、気兼ねなく体験しましょう
マットレスは人生で一番長い時間を過ごす場所です
素材の違いもありますし、高反発マットレスも低反発マットレスも、それぞれのメリットもデメリットもあります。固さの好みも人それぞれ違います。硬すぎても、やわらか過ぎても、安眠はできません。
そしてシーツや掛け布団など他の要素も合わさって素晴らしい寝心地は生まれてきます。
ただハッキリしているのは、マットレスはスペースをとる上に、長く使わなければならない買い物なので、安易に失敗はできないことです。
簡単にへたるものは特におすすめできません。使っている半分の年数は「ちょっと形が悪い状態」が続きます」。安物買いの銭失いは避けたいでしょう。
お店の説明を聞きつつ、しっかり自分の体で確かめて、素晴らしい睡眠を実現する賢い買い物をを目指しましょう。
高反発、低反発マットレスの寿命は何年くらい?
そうなんです。気になるのはマットレスってどのくらいの寿命があって、どんなときに買い換え時期が来るのかですよね。
これは経験と本音でお伝えしますね。
マットレスの寿命は、どういうふうに判断するか?
マットレスの寿命は、高反発だから、低反発だからという差はありません。耐久性の高い素材は長持ちしますし、メーカーの作りが高品質であれば長持ちします。
ただ、それじゃ説明になっていませんよね。一つ一つ事例を説明します。
ウレタン系素材
比較的に経年変化がしやすい素材ですのでおおむね5年程度とのことです。同じ場所に寝ていると2年目から凹んできたという話も聞きます。特に湿度や汚れがつくと寿命は短かくなるようです。
ファイバー系
近所のホームセンターに言って、店員さんに聞いたところ3年といわれました。ウレタン同様に化学素材なので経年変化は早いとの事でした。
金属コイルスプリング
日本製および海外の優良ブランドでは高品質金属スプリングが使用されているため10年程度でヘタるものではないそうです。それでもよく寿命といわれるのは、スプリングの上にあるクッション部分がヘタってバネが体に感じるようになることで寿命と判断されます。なので「クッションには保証がなく、金属スプリング部分のみ20年保証」といったブランドもあります。
良い眠りを実現するマットレスの見つけ方
①個人的な意見ですが、人生で一番長くいる場所を選ぶのですから、許す限り日程と時間を駆けてマットレス購入をイベントとして楽しむ。
※高価な大型家具であるマットレス売り場では、即決即売できる商品だと考えていません。経験的にはこちらから聞かない限り店員さんもあまり来ません。
②体重が50kg以上の場合、低反発マットレスは沈み込みの心配があるのでできれば30分程度試してみる。
③目星をつけたホームセンターなど、たくさんのマットレスが置いてある店を見つけて、様々なマットレスを実際に試してみる。(可能なら半日かけるくらいの余裕を持って行きましょう)
④気に入ったマットレスをメモして、商品をくわしく調べる(しっかりしたブランドのものはほとんどネット上のレビューがあります)。特に耐久性と経年変化は確認ポイントです。
⑤アフターケアもあるので、気に入った店・店員さんを見つけて、気になった事を質問する。
⑥最後に宣伝させてください
世界最高水準のマットレスを体験してみください。(このサイトはギリシャのマットレスブランド「COCO-MAT」が運営しています)世界有数のリゾートホテルであるアマンリゾートやジュメイラ、ドバイの7つ星ホテルなどで使われているマットレスブランドですが、保証が最長30年ある超耐久性のある割には手頃な製品ですので、マットレス選びのイベントとして遊びにいらしてください。
合わないマットレスを購入してしまうと、人生の運も逃げるような気がします。しっかり選んで、毎日良い睡眠が取れるようにしましょう。

COCO-MAT有明店です